富士山を登ってきました。まあ、本来の目的は診療所でのボランティアなんですが、僕に出来ることはほとんどなかったので、主に山頂アタックの記事となります。
1日目
五合目までは車で行きました。台風一過で晴れることを見越したのでしょうか、想像以上に賑わっていました。外人の割合が高かったのも印象的でした。風呂上がりみてえなナメた服装の外国産ナオンが多くて、目のやり場に困ってしまいました。あと、馬(登山用?)がいるので臭いです。馬の周りをウロウロしていたら馬使いのおばさんに怒られてしまいました。
駐車場から山中湖が見えます。もしかしたら、山中湖ではないかもしれません。
診療所は七合目なので、七合目までは自力で登らなければなりません。砂利道は足を取られてしまうので、とても歩きづらいです。画像は六合目です。
七合目に着きました。六合目から七合目は少し距離があります。目的地はココです。今日
はココで患者さんを待ちます。
ピザポテトです。パンパンですね。ピザポテト・パンパンです。
幸い、患者さんが来ないまま、夕食の時間になりました。近くの山小屋で夕食をいただきます。昼メシを食べ損ねたので、身体に染み渡りました。
バッチリ晴れていたので、夜はキレイな星空を見ることができました。
2日目
ご来光を見るために、朝4:30に起床です。
ご来光の瞬間には上の方からバンザイが聞こえてきます。無事にご来光をおがむことか出来たので、山頂アタックのスタートです。ルートは吉田ルートを使います。
八合目までは岩道が続きます。手も使って登るので、軍手が必須なのですが、僕は軍手がなかったので痛い思いをしました。皆さんは軍手を忘れないようにしましょう。
八合目に到着です。ここからがとても長いのです。あと、トイレの近くはとても臭いです。赤潮みたいな臭いがします。しょうがないんですけどね。
八合目からとてもキレイな写真が撮れました。
八合目あたりから植物がなくなってきます。
本八合目をこえて、ずっと登るとようやく九合目です。九合目は意外とショボいです。え?ココ?ってなります。すぐ上に山頂が見えるので、もう楽かと思いきや………?
十合目到着です。九合目からがメチャメチャキツかったです。ここにきて酸素の薄さを感じました。ただ、初登山初富士山でバッチリ登頂出来たのはとても嬉しかったです。
さて、昼までに診療所に戻って来いとのことだったのですが、ハイペースで登り続けたため、5:20ごろ出発したのに7:50ごろ山頂に登頂出来ました。せっかくなので、山頂を満喫することにしました。
富士山の山頂は、真ん中に火口(?)があって、そこを取り囲むように道があります。意外と距離と高低差があって、一周するのはかなり時間がかかります。
また、時刻も関係あるのでしょうが、山頂付近はとても冷えます。止まっていると、とても寒いです。
山頂の中でもさらに高いところがあるようだったので、僕たちはそこを目指すことにしました。剣ヶ峰といって、多くの人が写真を撮るために列を作っていました。近くには、気象観測所もあります。どうでもいいんですけど、気象観測所って早口言葉っぽいですね。
そっから色々グダグダして、下山をすることになりました。下山はラクだろうと考えていたのですが、実は、(個人的には)登りよりも大変な道のりだったのです。下山には下山道を使います。下山道では、クローラーっていう坂道を登れるブルドーザーみてえなゴツい車とすれ違います。すぐ目の前を通過するので、大迫力です。
普通、下山道に従って降りていって麓まで行くのですが、僕らは診療所に戻らないといけないので、途中から登山道を降りないといけないのです。そして、登山道はゴリゴリの岩道です。滑ったら冗談抜きでヤバいので、行きよりも慎重に歩みを進めなければなりません。
下山を始めて2時間弱、ようやく診療所に帰って来られました。山小屋でお昼をいただきます。空腹を極めていたので、メチャメチャ美味かったです。
これで山頂アタックは終わりです。いろいろ端折ったのと、写真をたくさん撮る余力がなかったのとで、ブナンな記事になってしまいました。ただ、山頂からの眺めはサイコーなので、興味を持った方は、是非トライしてみてください。そして、万が一体調が優れないときは、遠慮せず近くの診療所に寄るようにしてください。多分、お金は取られないと思うので大丈夫です(これを心配する方は結構多いそうです)。
高山病はスポーツをやっている、いないに関係なくなります。また、友だちと一緒に登山をする若者は、体調不良を言い出せずに無理をして、悪化するケースが少なくないそうです。
無理せず、楽しい登山を!
☆オマケ☆
今回のベストショット