こんにちは。じーむです。
過去の記事の日付を見ると、2ヶ月おきに5日連続で投稿!みたいな感じで、なんというか僕が完全に気分で動いていることが伺えます。どうも、5日BOSEです。
そんなことはどうでもいいです。3月ごろから将棋を始めて、そこから6〜9月は他にやるべきことがあったので将棋から離れていたのですが、10月に入ってからはまあまあ将棋のお勉強をやっています。といっても、1日30分程度ですが。
今日は、僕がこんな本を読んでるよってのを紹介します。雑魚のくせに。
まずコレ。本を紹介するときは、やはり実物が手元にあることを示したいものです(世の参考書レビュー記事に対する警鐘)
とはいえ、全部頭に入っているわけではないですし、基本手筋コレクションなんかは最近買ったんで読了すらしていないです。すみません。
項目ごとに分けて1冊ずつ紹介します。ちなみに、僕の実力はハナクソなので、多分あんまり参考になりません。悪しからず。本ごとに(気分で)お役立ち度と難易度をつけておきました。☆の数が多いほどその項目の評価が高いということです。最大5つ。
1手詰ハンドブック
お役立ち度:☆☆☆☆☆難易度:☆★★★★
その筋の方々によるととりあえずこれやっとけ的なバイブルらしいです。数学でいうところのチャート式。やっぱり、1手詰めはバカにしないでちゃんとやる方が良いみたいですね。
300問載っていますが、慣れてくれば30分ちょいで読了可能です。10回通りくらい解きました。終盤力はまだまだカスなのでまた戻ってこようかな。
デザインが良くて、サイズも運びやすいのが地味に嬉しいところです。
3手詰めハンドブック
お役立ち度:☆☆☆☆☆難易度:☆☆☆★★
3手詰めの本です。これも将棋愛好者のほとんどが持っているであろう有名書籍です。1手詰めハンドブックと違って、まあまあしっかりめに解説がついているので、掲載問題数は200問に減っていますが、フツーに難しいです。僕レベルの雑魚だと解き終わるのに10000年くらいかかります。地球の化石燃料が尽きてしまう。
3回通りくらい解きましたが、まだまだすぐに解けないのがあります。これも10回通りくらいはやろうと思っています。
3手詰めは終盤が強くなりそうな感じはしますが、それ以上に相手の動きを考えなければいけないのが良いですね。脳内で駒をポコポコ動かす練習になります。
これは藤井余談なのですが、1手詰めハンドブックの発行所は日本将棋連盟で、3手詰めハンドブックの発行所は浅川書房なので、装丁が微妙に違います。前者はツルツルのボール紙で、後者はザラザラの厚紙(ざら紙?)的な感じです。
この3手詰めハンドブックは新版ですが、旧版は1手詰めハンドブックと同じく日本将棋連盟から出ていたようです。
だからなんだ?将棋の勉強をしろ。
居飛車基本戦法
- 作者:高橋 道雄
- 発売日: 2006/01/01
- メディア: 単行本
難易度:☆☆★★★
居飛車で指すならこんなことをやろう!みたいな入門書です。つっても、ほとんど棒銀戦法の本です。登場する変化が少なく、相手の受け方も結構甘いのでこれ一冊でムチャクチャに強くなる感じはしませんが、それでも詰みまで盤面を進めてくれているので助かります。ただ、たまに9手詰めとか11手詰めを「自分で読み切ってみよう!」の一言で済ませるので、それは勘弁してほしいです。
対振り飛車も四間飛車、三間飛車、中飛車とひととおり書いてくれているので助かります。特に、全部5七銀左の形を敷いて急戦しようね、というスタンスなので暗記量が少なくて安心感があります。ただ、それなりの使い手にはボコボコのマッシュポテトにされるでしょうね。
腰掛け銀という戦法も載っているのですが、よく分かっていませんw(は?)
要はオススメよってこと。
居飛車は棒銀で戦え
- 作者:井上 慶太
- 発売日: 2016/06/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
難易度:☆☆☆☆★
最初に買った定跡本です。棒銀に特化した本で解説が丁寧です。ただ、結構いろんな変化が載っていてぼくの低質な脳みそでは今何をやってるんだか分からなくなるので、最初はさっき紹介した居飛車基本戦法の方が良かったです。
対振り飛車は対四間飛車に絞って書いてあります。他の戦法について書いてないのは、棒銀以外を使ってねということなのでしょうか。
とりあえず、この本のおかげで幼なじみの吉岡くんを倒せたので星5です(クソレビュー)
ちなみに、この本はKindle Unlimitedの対象ですが、実際に駒を動かす際には紙の方が馴染みます。前ページを参照したりする際のアクセスの良さが違いますからね。
あと、紙質がイイです。流石NHK。
なんでも棒銀
- 作者:森下 卓
- 発売日: 2004/04/01
- メディア: 単行本
難易度:☆☆☆★★
ん?今何でも棒銀って言ったよね?
棒銀を使った奇襲戦法の本です。上の本と合わせて読むとまた毛色が違って新鮮です。筋違い角棒銀で全然倒せなかったぴよ将棋ちゃんをハメ殺しました。帯に「有段者の方は読まないでください」と書いてあってウケました。潔すぎ。
僕らレベルのヒヨッコは、こういう即死コンボみたいなやつを知っているだけでも生存率が高まるので、使うかどうかはともかく、変化球を学ぶのも有意義なのかなあと思います。
変化もまあまあ載っていて読みやすいです。練習問題がついていて、理解度をチェックできるのも良かったですね。
将棋・ひと目の手筋
お役立ち度:☆☆☆☆★難易度:☆☆☆☆★
手筋の問題集です。テクがたくさん載ってます。僕らのような初心者は、定跡以上に部分的な指し方を学ぶのが大切だと聞きました。というのも、定跡本にある通りの進行になる可能性は低いですが、盤面の一部分が一致する可能性はそこそこあり、そういうときに考え方を流用してアドを稼げるということみたいです。なるほどね。
この本は駒別の手筋、囲いの崩し方、端攻めのやり方、寄せなどとテーマごとに手筋が載っていてわかりやすいです。結構難しいですが、要は知ってるか知らないかの問題な気がするのでそのまま覚えてます。要はチャート式。
あと、208問あって1ページにつき1題なので結構分厚いです。
将棋基本手筋コレクション432
「次の一手」で覚える将棋基本手筋コレクション432 (将棋連盟文庫)
- 発売日: 2016/06/15
- メディア: Kindle版
難易度:☆☆☆☆★
最近買いました。ひと目の手筋との違いは、テーマごとに分類されていないのと、盤面にフルに駒が並んでいるところです。要は実戦に近いということです。
こっちがひと目の手筋で
こっちが基本手筋コレクションです。
駒の密度が違いますね。解いていて楽しいのはコッチ!
432問あります。1ページに2問載せ、スペースを卑しく効率的に使っているからです。文字が小さいので老人は死。チェック欄が設けられていたりするのも地味に嬉しかったりします。問題集としての意識が高い。
寄せの手筋200
- 作者:金子タカシ
- 発売日: 2010/04/10
- メディア: 単行本
難易度:8億
相手の王将を殺したるビーイング。寄せというのは詰将棋と違って、自分の指し手が王手じゃなくても良いから相手を確実に殺す手順みたいなやつです。
200問あるのですが、割とマジで難しいです。難しすぎて全然やれていません。ですが、どのサイトでも大抵はオススメ本ランキングの1位にいます。なので、チャレンジする価値があるんだと思います。帯にもプロ棋士たちの絶賛の言葉が書いてありました。羽生先生が「ルールを覚えた次に読んでね」って書いていて、鬼かコイツって思いました。あと、渡辺先生が「私でも数秒悩む問題があった」って言ってて、プロ棋士の脳みそにビビり散らかしました。これ数秒も悩まないのがデフォなんですか?僕は一生悩んでいます。人生においても。
そう、人生においても…………