こんにちは。じーむです。
僕はかれこれ10年以上テニスをやっています。青春の6割くらいはテニスに費やしました。なので、テニスに対する考えを書いていったらたくさん書けそうだな〜と思いました。というわけで、書きます。
特に指南的な意味合いもなく本当にただの雑記なので内容がとっ散らかってます。そう思って読んでもらえればと思います。
テニスの特徴
ラケットスポーツ全般に言えますが、なんといっても「ミスが得点になる」ことでしょう。不用意なミスで失点してしまうことをアンフォーストエラー *1(以下、くどいので凡ミスと書きます)と呼びます。
この凡ミス、漫画などの創作ではあまり見られませんが、実際の試合の半分くらいは凡ミスによる得点です。
一方、相手が触れなくて気持ちええ〜みたいなショットのことをウィナーと言います。そう、シャウエッセンですね。\ワハハ/(笑いのSE)
試合において、ウィナーをモリモリ取れたらこれは相当気持ち良いのですが、悲しいことに確かな実力がないと無理です。どれだけ優位を築いてチャンスボールを引き出しても「ミスったら失点する」というルールの都合上、慎重にならざるを得ないからです。
したがって、どれだけ凡ミスを減らすかがテニスで勝つために考えるべき課題のひとつだと思います。今回はこれに絞って記事を書こうと思います。
どれだけ凡ミスを減らすか
反復練習、以上!
というのが真理なのですが、もう少し真面目に書きます。
凡ミスによる失点パターンはおそらく3つだけで
- アウトする
- ネットにかける
- 空振りする
です。
3つ目は滅多に起こらないので、アウトとネットについて書きます。
テニスでは「ここにボールを収めてくださいね〜」という範囲があります。そこから外れてしまうのがアウトです。また、「相手コートへ返す際にここを超えてくださいね〜」という障害物があります。これにぶつけちゃうのがネットです。
したがって、普段の打球はネットを超えて、いい感じの距離と角度でコートに収め続ける必要があります。
このためにもっとも大切なことは動きの再現性を高めることです。振るたびにラケットが全く違う軌道を描くようでは打球がどこへ飛んでいくか分からないからです。
では、動きの再現性を高めるとはどういうことでしょうか。それは、身体の可動域を制限するということです。
一見おかしいですよね。可動域は広いに越したことはない気がしますもんね。しかし、その逆なんです。
試しに、利き腕と反対の腕をポケットに入れ、利き腕を後ろから前に勢いよく何度も振ってみてください。多分いろんな形の弧を描くと思います。
次に、利き腕と反対側の肘をおへそに当てながら利き腕を同じように振ってください。
窮屈になって軌道のばらつきが少なくなったのが分かりますか?これは、反対側の腕により身体の回転が制限された*2ことによる効果です。
これは、サムネにもいましたが、僕が最も尊敬するテニス選手のひとりであるラファエル・ナダルです。彼は左利きの選手ですが、打つ瞬間、写真のように右手を胸の前に出して身体の回転を抑えています。このように、身体の回転を抑えるのはプロ選手も会得している必須テクなのです。
その一方で、先程みなさんに実践していただいたスイングでは身体を効率よく使えている感じがしませんよね。
その通りです。なので、さっきのスイングだとダメダメです。よりパワフルなショットを打つためには、もっと身体を大きく使う必要があります。
「身体の可動域を制限する」と「身体を大きく使う」という一見すると相反する動きを両立するフォームを模索していくのがテニスの醍醐味のひとつなんです!!
テニスにはフォアハンドとバックハンドという2つの打ち方があります。
フォアハンドは利き手側にボールを捉えて打つ方法です。多くの方が利き手1本で打ちます。
バックハンドは利き手と反対側にボールを捉えて打つ方法です。多くの方が両手で打ちます。
この場合、安定しているのはどちらでしょうか?
そう。2本でラケットを支えるバックハンドです。その分可動域が制限されているからです。では、フォアハンドはウンチなのかというとそうではなくて、自由度が高い分回転をかけやすいなどの利点もあります。バックハンドも可動域が狭い分、高い打点で打ちづらいなどのデメリットがあります。
というわけで、ミスを回避するためにフォームのレベルから工夫をしているんだよって話でした。次回はまた別の視点からミスを減らす方法について記事を書こうと思います。
それでは。