ぱらダイアリー

読むタイプのウンコです

【イラストたくさん】エヴァ感想絵日記

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こんにちは。じーむです。


みなさん、見ましたか?『シン・エヴァンゲリオン
僕は7回見ました。良すぎです。良すぎとピーコって感じ。


今日は、僕が特に印象に残っているシーンをイラストつきで紹介しようと思います!





※注※
この記事は映画『シン・エヴァンゲリオン』のネタバレを含むので、イヤだという方はブラウザバック推奨です!


















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まずはこのシーン。冒頭のユーロNERV復旧作戦のところです。ここでは、マリが8号機でMark.44Aという飛行型のエヴァ兵器の大群をやっつけた後、Mark.44BとMark.4444Cという"ボスキャラ"と対峙します。4444Cはバカ威力の陽電子砲で、44Bはこれに電力を供給するためだけにいるオトモなのですが、どっちもデザインが秀逸です。ここでの戦闘は本当によく動いて楽しかったです。カメラワークが面白いんですよ。7回目でも楽しめましたからね。



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第3村に来て、今まで見たことのないものだらけで見るもの全てに「なぜ?」「なに?」を連呼する仮称アヤナミレイ。中でも、初めて赤ちゃんを見たシーンは必見です。目をこれでもかとまん丸に輝かせて「カワイイ」という感情を覚えます。はじめて見た時は第3村のシーン長くね?と思ったのですが、この赤ちゃんや村の人たちと共に「人らしい」時間を過ごし愛情を覚えた仮称アヤナミレイが死期を悟り涙を流すシーンに説得力を持たせるには必要な尺だったと今では思っています。



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アスカに「メンタル弱すぎ」とボロカスに言われ凹んだシンジくんは家出します。しかし、そんなシンジくんをアスカや仮称レイ、ケンケンは見捨てることなく、陰ながら食糧を運んだりして気にかけます。そして、そうした優しさがついにシンジくんの固く閉ざした心を開くこのシーン。緒方さんの絞り出すような「なんでみんなそんなに優しいんだよ」は必見です。テレビ版の「僕に優しくしてよ」との対比が泣けますね。



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これは、立ち直ったシンジがケンケンの仕事を手伝うシーン。ケンケンは、ここから先の道はシンジには厳しいからシンジはここで魚釣りをしておいてくれと頼みます。シンジくんは「そんなの無理だよ」と弱音を吐きます。情けないですね。しかし、物語終盤の漢シンジはマリの「(13号機に取り込まれてしまった)アスカを頼む」に対して「やってみるよ」、そしてネオンジェネシス*1にも「やってみるよ」意欲クンと化します。成長を感じるわけです。



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場面は飛んで、ヴィレのメンバーが乗るAAAヴンダーとNERV戦艦の戦闘シーン。デカいメカがバカスカやっている非常に爽快なシーンです。何より良いのは、異様に明るいBGM『激突!轟天対大魔艦』です。これは『惑星大戦争のテーマ』という、昔の特撮映画の音楽らしいです。庵野監督らしいチョイスですね。NERV戦艦は元々4台あり、AAAヴンダーは開発中だったそのうちの1台をパチってきたやつなので、襲ってきた完成品のNERV戦艦よりもスペックが低いです。なので、火力の差でフクロにされるのですが、そこをどう切り抜けるかは艦長が脳筋ミサトさんということでお察し。お気に入りのひとコマです。



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NERV戦艦とインフィニティの大群をやり過ごし、NERV本部へ降下するシーン。2号機と8号機が13号機の起動を阻止するため最終決戦へ挑みます。ここのBGM『paranoia』の入りは近年稀に見る素晴らしさです。迫り来るMark.07をバッサバッサと薙ぎ倒しながら降下していく浮遊感あふれる映像と合わせてシビレっぱなしでした。



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黒き月をマテリアルとして新たに2本の槍を生成するには4台のNERV戦艦が必要になります。しかし、そのうちの1台はヴィレのAAAヴンダーです。冬月先生はどうしたかというと、こっそり隠しておいた4台目のNERV戦艦でAAAヴンダーを貫き、そこにMark.09をくっつけなんか色々してコントロールを奪います。第一種戦闘配置でカッコいい感じになっていたブリッジが、コントロールを奪われたことでえらいことになります。この辺は是非本編映像を見てください。BGMの『thème du concerto 494』と合わせてサイコーです。しかし、エヴァは絶望的なシーンに壮大なクラシック音楽を持ってくるなど、BGMのチョイスが素敵ですね。



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ネットでウケまくった発砲シーン。鈴原サクラさんが、エヴァに乗ろうとするシンジを止めるべくチャカをハジきます。このシーン、シンジやミサトといった主役サイドに感情移入しているとなかなか気付きませんが、サクラからしたら発砲してまでシンジを止めようとするのはある種当然な気がします。最終決戦に向かう前、サクラは兄、鈴原トウジが結婚し、子どもまでいるということを知り涙を流します。サードインパクトで親を失い、世界がメチャクチャになってしまった中、新たなる命の誕生を目撃し希望の光を垣間見たような思いだったのでしょう。だからこそ、再びサードインパクトのような悲劇を起こす真似はして欲しくなかったはずで、シンジやミサトの「もうエヴァ乗るしかないわなw」みたいな有無を言わさない雰囲気には耐えられなかったはずです。サクラは普通の女の子です。そんな彼女が、みんなのために人へ銃口を向けたのを、ヤンデレ」の一言で片付けていいはずがありません。シンジへの恩、憎しみ、そうした気持ちがないまぜになって訳のわからなくなっている鈴原サクラさんをもう一度スクリーンで見たいですね。僕はこのシーンで毎回ボロ泣きしています。




以上です。感想記事は本当に頭の中に浮かんだことをそのまま書くので、文が乱雑になっていけませんね。語彙力の無さに愕然としましたが、温度感を保つため(?)あえて推敲せず世に出そうと思います。


それでは。

*1:世界の書き換え