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イソップ童話『北風と太陽』はカス

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みなさんこんにちは。じーむです。


突然ですが、みなさんはイソップ童話『北風と太陽』って知ってますか?


僕がもっともカスだと思っている童話のひとつです。


細かいところはハショってあらすじだけ言いますね。ネタバレ有りなんで注意!





なんか北風と太陽が旅人のコートを脱がせよう競争みたいなことを始めるんですけど、北風が風吹きかけまくっても無理で、太陽がムチャクチャに気温を上げたら旅人がウワ〜つってコートを脱ぐから勝つ話です。






は?wって感じの毒にも薬にもならないアホ話ですが、童話ってのはだいたい伏線もトリックもないカスみたいなボケストーリーなので、話のしょうもなさはいったん置いておきましょう。バカナスビがよ。


僕が納得いかないのは、これが訓話的な扱われ方をされる現状ですね。


まず、この童話の一般的な解釈を紹介します。以下、Wikipediaからの引用です。

手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、最終的に大きな効果を得ることができる。また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという組織行動学的な視点もうかがえる。


もうまったくもって意味が不明です。イソップも草葉の陰で泣いてますね。エーンつって。


僕の解釈を述べます。北風は風を吹くことしか出来ず、太陽も照らすことしか出来ない。各々が自分の役割を発揮した結果、太陽が勝っただけ。勝負が始まった時点で勝敗は決していたのです。そこに知恵や工夫は存在しません。


や、2人の神様がいて、どっちも太陽なり風なりを操れるみたいなフェアな条件で戦ってんなら分かりますけどね。うどん専門店とパスタ専門店がイタリアに店出してパスタ専門店が勝ったみたいな話でしょ、コレ。


多分、人間は北風のようにも太陽のようにもなれるのだから、自分の行動を決める際は太陽を目指しなさいということなんでしょうが、違います。


そういうことが出来るかどうかも全部含めて決まっとるんです。受精したときに。


この童話は「人生の勝敗は生まれた時に決している」ということを主張しています。イソップは性格が悪いんで、絶対そうです。


将来、僕に子どもが出来て、絵本を読み聞かせする機会が出来たらそういう風に教えようと思っています。あとは、ウシジマくんとか読ませるかな。


それでは。

勝負は試合の前についている!

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