ぱらダイアリー

読むタイプのウンコです

真面目に将棋やってます

f:id:PALLAGEEM:20210906215159j:plain
じーむです。こんにちは。


最近は将棋を頑張っています。頑張ったらちょっとは強くなりました。イヨ!
f:id:PALLAGEEM:20210906200918j:plain
f:id:PALLAGEEM:20210906200829j:plain
f:id:PALLAGEEM:20210906200832j:plain


まだまだ戦法とかについて語れるほどは上手くないんですが、初級者を脱して初中級くらいに足を踏み入れつつあります。ウォーズで10連勝しちゃいましたし。ヘヘヘ。


というわけで、今日は初中級くらいの自分だからこそわかる、始めたての頃に抱きがちな疑問に応えつつ、自分の最近やっている勉強法を紹介しようと思います。

得意戦法は何を選べば良いの?

これはズバリ「角交換四間飛車だと思います。角交換四間飛車とは、角を交換する四間飛車です(は?)


初心者のときにまず抱く最も大きな疑問が「どの戦法が良いのか問題」です。上手い人に聞くと

「なんでもいいよ」
とか
「好きなやつ」

と言われます。いや、その通りなんだろうけどさ……


右も左もわからぬ迷える子羊としては明確なひとつの解答が欲しいわけです。


たとえるなら、単語帳何が良い?って聞いたときになんでもいいよと答えられる感覚に近いです。ターゲットでもシステム英単語でも良いけど、結局成績優秀者たちはみんな鉄壁使ってたじゃないですか。そういう感じですね(?)


個人的なオススメは「角交換四間飛車。理由はいくつかあります。勧められがちな棒銀四間飛車と比較して話します。あの、あくまでも僕レベルでの感想ですからね。


棒銀

  • 成功しづらい
  • 成功しても玉が薄いから攻めに失敗するとボコられやすい
  • 序盤に変なことやられると一気に崩されやすい

弱小CPU相手に使って攻め方を覚える教材で、対人だとなかなか厳しいと思う


四間飛車

  • 玉が堅いから嬉しい
  • どの戦法相手でも指す手が決まっているので分かりやすい
  • ひと通り駒組が終わると何して良いか迷う

すぐに詰まされにくいし序盤はわかりやすいけど、そこからの指し手に迷ってしまう


以上2つの問題点を解決するのが角交換四間飛車です。


角交換四間飛車

  • 序盤は四間飛車と同じで美濃囲いをする
  • 角交換をするから角頭攻めとか食らいにくい
  • 駒組みが終わったら左辺で銀とか桂馬を駆使して飛車を交換する
  • 飛車交換できたら敵陣に叩き込んで一気に寄せる

序盤は四間飛車と同じようにどの戦法でも同じようなことが出来て、玉は美濃囲いだから堅くて、しかも駒組みが終わってからの方針も「飛車交換して敵陣に叩いて寄せる」なので分かりやすい。


これだけ書くと完璧な戦法ですね。実際は交換した角で飛車をいじめられたりするのですが、級位者のうちは雑な攻めでも勢いで勝てます。分かりやすさと死にづらさを両立した戦法といえばコレだと思います。お試しください。


角交換断られたとき用にノーマル四間飛車も指せるとgoodですね。あんまり大きな違いはないので合わせて勉強しやすいと思います。

何の本がオススメ?

これは僕もしばらく悩んだのですが、結論として本は必須ではないと言っておきます。


将棋に限った話ではありません。本ブログではしょっちゅう話題にしていますが、インターネットの発達したこの時代、初歩的な知識を得る際は動画を使うべき!!!


というわけで、YouTubeでたくさん角交換四間飛車の動画を見れば良いと思います。


僕は藤森哲也先生の将棋放浪記を見てます。角交換四間飛車の動画は少ないので四間飛車の動画がメインですかね。でも狙いは同じなので大丈夫です。


将棋放浪記は解説がわかりやすく、アマでも真似しやすいガン攻めの指し方をするのがgoodです。藤森先生は四間飛車でも割と攻めっ気ある戦い方をするので、角交換四間飛車にも考え方を流用できます。


一応、いろんな戦形を学ぶために角交換四間飛車以外の動画も1日1本くらい見ています。

僕はこの本を使っています。動画と連動した次の一手問題集で予習してから見ると手が定着しやすいです。


動画は時間を空けて同じものを繰り返し見ると記憶に残りやすいです。僕はお気に入りの棋譜ぴよ将棋に記録して時間があるときに眺めたり、Evernoteに良いな〜と思った手を記録したりしています。やはりスマホは便利ですね。


本は必須でないと言いましたが、どうしても一冊オススメの本をあげるならコレです。

終盤の考え方が書いてあります。少ない問題数にギッシリと解説が書いてあり、これを読んでいればなんとなく寄せ方が分かってきます。僕が雑でショボい攻めでも連勝できるのは、この寄せの部分がちょっとだけ上手いからだと思われます。


まあ、本を読むのは大変なので時間のあるときしかやっていません。


僕の過去の記事を読むとわかりますが、初心者は序盤の本を買いがちです。しかし、将棋は終盤が重要なゲームなので、寄せに関する本を買う方が良いと思います。

詰将棋はやる?

さっき述べた通り将棋は終盤が大切なので、詰将棋は当然やります。が、これも本で部分図のパズル問題を解く必要はなく、将棋クエスというアプリの実戦詰将棋をやれば良いです。アプリなので隙間時間にやりやすいですし、実戦詰将棋なのであんまりパズルっぽくなくサクサク解けるのが魅力です。


1手詰と3手詰が300問ずつあります。これを繰り返し解くと頭金や退路封鎖などの重要な詰め筋が定着する気がします。しばらくはこれをメインにやるのが良いと思いました。

実戦はした方が良い?

座学はかなり大切ですが、それを差し引いてもウォーズに潜った方が良いです。潜ってすぐは割とボコられます。しかし、ボコられることで課題が発見されます。イメージとしては

座学→連勝→勝てなくなる→座学→連勝→………

みたいなサイクルで潜るのが良いと思います。


ちなみに、将棋ウォーズは将棋によく似たケンカゲームなので、良いか悪いかはともかく雑な読みでも勝ててしまいます。僕は近くの将棋カフェで週に1日だけ時間無制限で対局する機会があるので、そこでしっかり考えて指すということをやっています。


モチベも上がって友だちも増えるので、そういう環境が近くにある方は実際に対局してみると良いです。







以上、ダラダラ書きましたがこんな感じです。要は

  • 角交換四間飛車を動画で学ぶ
  • 将棋クエストで実戦詰将棋を解いて隙間時間に『寄せが見える本』を読む。
  • ウォーズに潜るのと座学を交互にやる

ってことですね。


今はウォーズで五分五分くらいの勝率になっているので、また座学多めでやっています。


ここからまた強くなってすぐに初段に達する予定です。応援してください!!!


それでは。