こんにちは。じーむです。
働いてから半年くらい経ちました。感想を書きます。
楽しい
ぶっちゃけ、楽しいです。
まず、金があります。
メシや遊びで値段を気にしなくなりました。コンビニのおにぎりも袋に入った海苔がシナシナで200円くらいするやつを平気で買うようになりました。
本も好きなだけ買えます。
僕らは1週間に半日しか休みがなくて、土日も医局に張り付いたりしているため、毎日平均6時間くらいデスクでインプットしています。
学んだことはベッドサイドで実践します。医療安全はさておき、好き放題アウトプットできるのはこの職場のメリットです。
学生時代の勉強はアウトプットもペーパーという点でイマイチでしたが、社会人になってからの勉強はなんかもっと良い感じがします。
無論、学生のときに蓄積した知識もかなり役立つため、学生時代勉強頑張っておいて良かったという気持ちです。
同期の意識が高いのも素晴らしいです。
学生時代はアーパーな人も多数いましたが、就活の段階でそういうやつは来られないため、基本的には勤勉で働き者の同期が多いです。
恋バナとかバカ話だけでなく、進路や症例の話を自然に出来るのがストレスフリーです。
しんどい
とはいえ、しんどいです。
いくらなんでも労働量が非人道的です。
毎日死ぬほど経験を積めますが、消化不良が多いのも事実です。
3年目はひとつひとつのケースを丁寧に検討する職場で初期とは違った研修の方式で学ぶ予定です。
色んな職場で働いて色んなスタイルを経験するのがキャリア形成初期の動きとしてイケている気がします。
そういえば、来年から働き方改革です。今のプログラムも昔に比べればだいぶマシのようですが、時代の流れですね。
とりあえず、残業代がつくようになって給料がメチャクチャ増えるみたいなので、楽しみにしておきます。
先輩がすごい
2年目がすごいです。ココで1年間頑張るとこうなれるのかという夢があります。
外からきた3・4年目より圧倒的に頼りになると感じることが多いです。
もちろん2年目も新人なので言ってること全てが正しいわけではないですが、直属の先輩らがすごいというのは励みになります。
職場探しをするときは自分のすぐ上がどうなっているかを見るのは大切ですね。
焦る
「先輩がすごい」とほぼ同値です。
屋根瓦式教育*1の関係上、あと半年で自分が教える立場になります。
ウチの職場は人手不足で終わっているため、重症の救急車も僕らが診ます。
それだけなら良いのですが、マネジメントの最終決定権が2年生になることがあります。
これはヤバいです。問題ですが、仕方ありません。
そういうわけで、あと半年でそういう判断ができるだけの実力をつける必要があります。
旅行
意外と出来ます。有給が取れるのです。
僕はなるべく有給は取るようにしています。
月の始めに「今月の科で学ぶこと」をメモに書いてデスクに貼っているのですが、達成できないとイヤなので、かなり控えめな量にしています。
なので、月の終盤になると学びたいことがなくなったりします。そういうときは有給を取ってリフレッシュしたり、病院見学へ行ったりします。
週に6日半働いているんだから、月に1〜2日の休みくらい許して欲しいものですね。
医学以外
要は、英語と統計学です。
これに触れる時間は皆無です。論文はdeepLで読みます。
救急外来を回すという使命がある以上、優先度が下がるのは仕方ないです。
YouTubeで外人のVlogを見るくらいは続けていますが、勉強ではないですね。
3年目になって時間が出来たらもう少し頑張りたいと思います。
まだ読めていない数学や物理の本もあって、こちらも再開したいです。
正直、ある程度医学をやったら別の仕事やるのもアリだと思います。
大学院で研究したり留学したりはやりたいです。メディカルドクターなんかも視野に入れています。
医学と英語と統計学を全部いっぺんに出来たらかなりお得な感じになりますね。
あと、人生のどこかで出版したいです。テーマはなんでも良いです。
まずは、何においても出版できるだけの知見を獲得せよというところです。
運動
院内にジムがあるにも関わらず、出来ていません。恥ずべきことです。
真面目にジムを契約せざるを得ないでしょう。
そういうわけで、初期研修残り1年半頑張ろうと思います。
おわり
*1:2年目が1年目を育てる方式、教えることが学びにもなるという主張