いや〜〜〜マジチョロかったw1週間もいらなかったわマジで。マジマジ、超マジ。
というわけで、受かりました。良かったです。以下、試験の感想です。
僕はCBTで受けました。市販の過去問はペーパーの試験で、CBTの過去問はありません。ただ、過去問と比べて易しかった*1と思います。過去問の方は様々な指数や統計ソフトの読み取りなど、知識面が要求されていましたが、CBTでは電卓を叩くだけで事が足ります。なので、基本的な解法さえ身につけていれば一瞬で答えが出て終わりです。分散分析すら出なかったような気がします。Welchの検定は当然、出ません。たしか32問くらいあったんですけど40分かからないくらいで終わりました。
ただ、回帰分野は過去問のパターンに慣れていただけで地力が足りなかったので3問くらい落としてしまったと思います。これがセクション3の正答率を大きく下げてしまいました。
試験の感想はこんなもんです。たった1週間の対策で取れる点数としては最大値に近いような気がします。
次に、対策に使った本を紹介します。
まずはコレ!『1冊でマスター 大学の統計学』です。
- 作者:石井 俊全
- 発売日: 2018/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ただ、統計検定2級に関して言えば各種指数とか統計ソフトの読み取りとかカバーしていないところが結構あります。分散分析では要因の平方和を郡内*2変動と呼んでいたり、用語もビミョーに違ったりします。その辺は自力で補わないといけないでしょう。僕は「統計学の時間」というホームページで補いました。
検定対策でいったらグンバツに優れています。このサイトでカバーできていないところはおそらくないです。なので、問題を解いていてわからないところにあったらとりあえずここで調べましょう。
そして、過去問。必須でしょう。
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2017〜2019年]
- 発売日: 2020/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ちなみに、ホームページには解答しかありませんが、さっきのサイトにちゃんと解説があります。あと、YouTubeで過去問の解説動画があります。こちらもオススメです。
以上です。
そもそも1週間しかなかったんだからそんなちゃんと読めませんね。『大学の統計学』だって半分くらいしか読んでいません。
最後にやってみた今なら言えるこう対策すべき!ってのを書いておきます。
たとえば、差の検定などではX~(a, b) Y~(c, d)という2つの確率変数からX-Yというひとつの確率変数を作ります。このときEには線形性があるので
E[X-Y]=E[X]-E[Y]
となりますが、VではV[kX]=k^2V[X]という性質から
V[X-Y]=V[X+(-Y)]=V[X]+V[Y]
となります。
こういう感じで、新たな確率変数の平均や分散を考えるときに確率変数の演算がたくさん出てくるので早いうちに練習しておくと良いです。これがないと、後に推測統計の手法を丸暗記するはめになります。確率変数の演算をそのまんま問題で出してきたりもするので絶対にやる価値はあります。
- 3章の推測統計を通しで読み、演習問題までやりましょう。手法に関する証明はかなりタフなので追わない方が良いですが、自分なりに納得できる理屈をつけて手法を覚えましょう。手法そのものを聞いてくる問題があったりします。標準正規分布を使うのか、自由度がいくつのt分布を使うのか。両側検定なのか片側検定なのか。そういうのをスラスラ出るようになったら75%くらい受かってます。
- あとは過去問を解きまくります。先述の通り解説はカスなので、さっき紹介したサイトの過去問解説を読んだ方が良いです。で、統計ソフトの読み取りなんかは本に載ってませんから、このサイトで知識を仕入れるほかないです。特に、t値ってなに?標準誤差ってなに?回帰モデルの作成時に出力されたP値って何に対するP値なの?みたいな根本的な知識を補充しながらやればかなり見通しが立つと思います。
これで80点は余裕で超えます。easy🤟
統計検定の2級は難しすぎず簡単すぎず、しかもいつでも受けられるというおトクな検定です。2級レベルなら大学数学の知識もほぼ不要です。コロナウイルス*4の影響でヒマなアナタ、受けてみたらいかが?
出、出〜〜〜〜〜wwwwwwww試験終瞬間安堵口数増奴〜〜〜〜〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww